AI時代のSEO戦略:検索の変化とこれからの取り組み方

ChatGPTを筆頭に、Gemini、ClaudeなどのLLM(大規模言語モデル)がたくさん出回るようになってきました。

これらのAIは非常に強力で、疑問に思ったことを書き出して送信するだけで、悩みを解決できる回答が返ってくるようになりました。

しかし、この変化によって最も影響を受けるのが「検索」です。これまでの検索のあり方が、AIの登場によって大きく変わってくるでしょう。

本記事では、AI時代におけるSEO戦略の変化と、僕たちが取り組むべき新しいアプローチについて解説します。

AIの登場が検索にもたらす変化

従来の検索フローの終焉

これまでの検索は、以下のような流れでした。

  1. ユーザーが悩みを抱える
  2. キーワードで検索する
  3. 検索結果から悩みを解決できそうな記事を見つける
  4. 記事の内容を読んで解決する

この流れが、AIの登場によって大きく変わってきます。

AI検索の台頭とその影響

具体的には、検索のキーワードを入れて、自分が気になる解決できそうな記事を探すのではなく、もっと具体的に自分の悩みを書き出して、ChatGPTなどのLLMを使うことによって、検索よりも解像度の高い回答が得られるようになりました。

検索してからページを探すという手間がなくなるため、従来の検索は使われなくなる可能性が高いでしょう。

AIは過去の情報を基に回答を生成しますが、実際に体験して五感で感じた情報は、人間が書く記事としてこれからも価値を持ち続けると考えられます。

AIが代替できない情報の価値

体験に基づく情報の重要性

AIは、誰かが書いた記事などをインプットした上で、それっぽい回答をするしかありません。結局のところ、二次情報になってしまうのです。

一方で、ユーザーが実際に触って体験し、五感で感じたものを学ぶという情報は、これからも記事として残っていくでしょう。

AIが苦手とする領域

何でもかんでもAIが対応すればいいというわけではありません。AIが回答できないようなものもあります。

例えば、新しい製品の使い心地であったり、商標に基づくクエリは、おそらくAIは回答できないのではないでしょうか。回答できたとしても、実際に使用したという使用感については、AIは今のところ、そういったものを五感で感じるようなことはできません。

したがって、AIがほとんど持っていくとは思いますが、商標絡みのクエリあたりは、まだまだAIが回答できないような内容もあるため、まだチャンスがあると思います。

また、競馬の予想や競艇の予想など、実際に過去にあったものではなく、これから起きるようなものの予測や推測も、これからのコンテンツとして良いのではないでしょうか。

仮想通貨はどうなるとか、テスラなどの自動運転技術がこれまでの歴史から進化して、その先に何があるのかといった未来予測については、AIはもしかするとできるかもしれませんが、現時点では、LLMのあり方としては、過去の情報から持ってくるというところがかなり大きいと思います。

過去データから未来予測をするというところは、人間がしているようにできていくのかもしれませんし、今も推論モードや実行モードなどがAIに搭載されています。その辺がどれぐらい考えて、どれぐらい現実になる数字や未来像を描けるのかというのは、これから見えてくるでしょう。

AI時代のSEO戦略

ノークエリから商標クエリへ

そういった中で、僕たちブロガー、アフィリエイター、SEOに関わる人々が取り組むべき内容は、以下の通りです。

まず、ノークエリの集客をやめましょう。そして、商標系のクエリを狙っていくことが重要です。

ブログが今までSEOを意識して、ワード設定やブログの構造、SEOを意識した記事を書くなど、いろいろ取り組んできたと思いますが、今回からはそういうやり方は変わってくるはずです。

細かいクエリよりも、商標系で取るとか、楽天スーパーセールやAmazonのスマイルセール、プライムセールといったところのキーワードで絡めていくというのもアリでしょう。

その辺はこれから激戦化していくので、それだけではなく、一度来ていただいた人には、もう一度来ていただけるような仕組みが必要です。

リピート率を高める仕組みづくり

せっかく商標系のクエリでたどり着いた人に、満足してもらって、ブックマークやSNSのアカウントのフォローなど、一度食いついた魚を逃がさないような仕組みが必要になってくるのではないでしょうか。

ファン化というのもありますが、ファン化だけではなく、顧客化というところも視野に入れてやっていくのがいいと思います。

例えば、LINE登録で何かプレゼントをするとか、Twitterでフォローしてくれたら何か記念でプレゼントをしますといった施策や、メルマガも、顧客リストというところでは重要になってくるので、やった方がいいでしょう。

ブックマークしてもう一度来ていただけるとか、フォローしてツイートやポストを見て、またそこのサイトに来てくれるというような、ユーザーの回収率ではなく、リピート率というところを上げていく努力をするのがいいのではないかと思います。

まとめ

AIの登場により、検索のあり方が大きく変わってきています。従来のキーワード検索から、AIに直接質問して回答を得る流れにシフトしています。

しかし、AIが代替できない情報の価値は残ります。実際の体験に基づく情報や、商標に基づくクエリ、未来予測などは、まだまだ人間が書く記事の価値があるでしょう。

SEOに関わる人々は、ノークエリの集客から商標クエリへとシフトし、リピート率を高める仕組みづくりに取り組むことが重要です。一度来ていただいた人に、もう一度来ていただけるような仕組みを構築していきましょう。